2008年02月16日
積丹方面釣行②
・・・積丹方面釣行の続きです。
幌武意漁港を後にしてさらに西に向かいます。
少し走るとすぐに入舸の集落がある。
積丹岬の麓、熊笹と低木からなる美しい谷ににこじんまりと集落があって
通勤しないでいい身分ならこんなところに住みたいなどと思う。
集落に隣接する漁港も雰囲気充分で四季を通じて美しい表情をみせてくれる。
突堤からアメマスも狙えるということで
時期になると多くのルアー・マンが湾奥の入舸川河口に向かってキャストしている姿が見られるが
今日は誰も居ないようだった。
ま、今は夜中だから当たり前かもしれないが。
突堤の先端付近で足元のブロック周りを探ってみるがどうにも生命反応が感じられない。
私自身は過去この入舸漁港で魚をゲットしたことがないので、まあこんなものかと車に戻る。
入舸から短いトンネルを1本抜けると直ぐ日司の集落と漁港がある。
弁天島を入り口とする、自然の地形を利用した狭い間口と深い奥行きのある港で
外海の荒れ具合など「そんなの関係ねえ!」の港内を持つ。
ただしその分潮通しは悪そうで、普段から港内に竿を出している釣り人もあまり見かけない。
ここは車を停めずにそのまま通り抜け
隣接する野塚の町を越えて余別来岸漁港まで一気に走る。
余別来岸漁港はホッケの時期になると賑わう港だが、今夜はここも静かだ。
なぜかここでは釣れないような気がしたので車内から写真だけ撮って
隣の余別漁港を目指す。
余別は港内でソイの実績があるのでここはひとつ釣ってみようと竿を出して探って行く。
私の他にも何人かルアーをキャストしている人の姿が見える。
短く、かん高い「ヒュッ!」というティップの風切音で
彼らのロッドがアメマスではなく根魚を意識したものだということがわかる。
でも君達、この季節にそのロッドの音。ちょっと硬すぎではないのか?
対して最初からスローな釣りをしている私は何とか彼等より先に一匹釣り上げたいと思い
気合を入れてキャスト。
自分的にはこの港の一級ポイントと思っているポイントにうまくルアーが着水した。
リールのベールを戻し、アタリを逃すまいとうっすらと見えているラインに神経を集中する。
来るのだったらこのキャストで来ると確信していたが、アタリは判らない。
ルアーが着底したのはさっぱり感じられないが、時間的にはとっくに着底しているはず。
フォールでのアタリがとれなかったことにちょっとがっかりしたが
気を取り直してゆっくりと巻いてみることにする。
ズル引くと根掛かりするので最初にロッドを立ててリフトすると
そこで「トン!」というソイらしいアタリ。
ロッドを立てたところだったので充分にあわせが入れられずとりあえずリールを巻いて
巻きあわせをいれてみる。
ググッと竿先が引き込まれる。
わーい。乗った。
たいして大きくはなさそうだが釣れた事には違いない。
ウヒャウヒャとリールを巻く。
ところが、巻いてくる途中でフッと軽くなってしまった。
あれ?バレちゃった?
とりあえず巻いて来るがやっぱり乗ってない。
ルアーを確認するとジグヘッドからワームが抜けそうになっている。
あぁ、フッキングしたんじゃなくてワーム咥えて引っ張ってたんだぁー。
ワームを元通りセットして再度同じポイントにキャストしてみる。
ちょいとずれたけどまあいいや
相変わらずフォールでのアタリは判らない。
ハイシーズンならこの辺りでひったくるようにアタルのだが・・・。
また何事もなく着底したようだ。
今度は乗せてやるぞと巻き始める。
リフトをしようとしたその瞬間に根掛かり。
あらら。
ロッドをアオってみてもラインを弾いて緩めてみてもどうしても外れない。
さんざん場を荒らした後に諦めてラインを切る。
バチン!という大きな音を残してロッドとルアーは泣き別れ。
その他の良さげなポイントには先行者が居るのでとりあえず車に戻って暖をとる。
しばらくボーっとしていたが、ただ黙って座っているのもつまらないので
この間に他の港を覗いてみようと更に西を目指す。
草内トンネルと神岬トンネルの間にある神岬漁港という小さな漁港を見つけた。
この時刻になると干潮に近く、透明度の高い水を通して港内の水底が見通せた。
ウニ以外の何も港内には居ないのがはっきり見える。
とても竿を出してみる気にならないが明るく照らされた水底は青く幻想的な色をたたえ
港内の際奥にある、この港に最初に造られたのだろうと思われるクラシックな突堤と相まって
とても良い雰囲気を醸し出していた。
この写真はブログのページトップに使わせてもらいました。

橙色の照明がまるで意識して演出されたかのような効果を生んでいます。
きっとまだこの辺りが陸の孤島状態だった頃の姿をそのまま残しているのだろう。
現在はこの古い漁港そのものの外側を囲うように新しい防波堤が築かれています。
このように初期の防波堤の外側を新たに大きな防波堤で囲う方法は良く見られることですが
その後内側の堤が取り壊されてしまうことが多いのでこのようなクラシックな港はだんだん
少なくなってゆくことでしょう。
この漁港を見つけたことで満足したので、余別での釣りはもう諦めて
古平まで帰ることにしました。
途中、行きがけにはスルーした美国漁港に寄る。
ここも一般には釣れる漁港として評判が良いのだが、この夜はもう誰も居なかった。

ロッドを出してキャストしてみるがアタリがない。
この港に魚が居ないわけは無いが、口を使わせる方法がわからない。
何となく港の雰囲気が良いのでまあ釣れなくてもいいかとしばらくキャストを続けてから撤収。
古平に向かう。
古平には投げ釣りの車も何台か駐車しており、ソイを狙っているらしいアングラーの姿もあった。
自分のことは棚に上げてこの寒い中、好きなんだねえと感心する。

古平ではこれまた私にとっての一級ポイントがあって
20センチ位のソイ(このサイズがアベレージなのかな?)を釣ったが
活性はあまり高くなく明確なアタリもなく何となく釣れた感じ。
言葉にすると、「モゾッ」というか「モソッ」というか何ともハッキリしないアタリ。
ソイは「トン!」という吸い込み系のアタリが楽しい魚なので
ここはちょっと元気を出して欲しいところ。
でも今回は港の写真を撮るのがメインの目的だったので
三脚を忘れたわりには良い写真もけっこう撮れたし
所期の目的は果たしたような気がするので気分良く撤収して札幌に帰った。
積丹方面は断崖を伴う景観が非常に美しいところなので
次回は昼間の積丹方面の港の姿を紹介できればと思います。
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